最近、分子生物学者 福岡伸一さんの対談コラムを読み、妙に共感してしまいました
(ネット記事)
COOL!People 001 福岡伸一さん 分子生物学者
※ちょっと長めのコラムですのでご注意を
私が共感したポイントをまとめると、以下の3点でしょうか...
○「あるある大事典」みたいなものに乗せられないために
—– 福岡さんコメント —–
科学の問題を考えるためには、理想的にはいろんな知識やロジックを知っていることですが、じつはいくつか簡単なヒントを押さえていれば、足を掬われないですむと思うんですよ。
○相関関係と因果関係を見極めよう
—– 福岡さんコメント(1) —–
アノコトとコノコトは関係があるのではないかという「相関関係」に私たちの脳はとても反応しやすい癖を持っているのです。
—– 福岡さんコメント(2) —–
自然界には、相関的に関係しているものはすごくたくさんあるわけです。ここで非常に大切なのは、相関関係はそのまま因果関係ではないと知っておくことです。
<例>ヨーグルトの消費量が多いところと高齢者が多いところが重なっているだけかもしれない。
○社会と科学は恣意的な関係にある
—– 福岡さんコメント —–
社会と科学は切っても切れない間柄ですし、互いに都合のいいときだけ引っ張り出す傾向はありますね。少なくともそういった恣意的な関係にあるということを知った上で、科学を拒否するなり取り入れるなりしていっていただければいいと思います。
科学馬鹿になってはいけませんが、最近の報道は、どうも科学的ではないような気がして、信用できなのであります
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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) | |
福岡 伸一
講談社 2007-05-18 おすすめ平均 |
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