早稲田EX 公開講座「チャップリンとヒトラー、そして現代」(1回目)[2016.8.27]

20160827  夏休み初日にUpしたBLOG!
(URL)
  みうみうの”ちょっとした”話: 夏休み初日は、文学的に!? 

  『どうして、このチャップリンか? というと、今月末から受講する、とある講座の題材だからです』の講座が、昨日から始まりました。
(講座)
  チャップリンとヒトラー、そして現代 | 大野 裕之 | 早稲田大学エクステンションセンター 

  「チャップリン」「ヒトラー」という人物そのものには、あまり興味がないのですが、講座の目標にあった「イメージとメディアの戦争が激化する現代を生き抜くヒントを学ぶ」に興味があったので、参加することにしてみました。昨日は、全4回の1回目でしたが、人物そのものに興味がなくても、十分楽しめる講義構成になっているようでした。

  初回はプロローグ的な内容、『「チャップリン」「ヒトラー」の誕生から青年期までの歴史を対比しながら解説』といったところ。自分が響いたポイントは、こんな感じ。

—–
○安倍首相や橋本徹などがヒトラーのようだと批判されるのは何故か?
  彼らは、ヒトラーと同様の(ヒトラーが発明した)メディア戦略をとっているだけ
    →敵をひとつに定めて、メディアを使って聴衆を煽る
    →1929年 トーキー映画の始まり / メディア:動く絵 + 声
  独裁者かどうかは別問題

○チャップリンは、何十回も撮り直す(Takeを重ねる)のはアイデアを捨てる作業
  アウトテイク(NGなど)の未公開映像でそれがわかる
    →ミュージックホールでの経験で、その技術が磨かれた
    →国により笑いの感覚が異なることを肌感覚で理解(人種差別的なシーンはCUT)

○20世紀的なことが始まったのは1914年
  1914年2月:チャップリン アメリカ映画デビュー
  1914年8月:第一次世界大戦開戦 ヒトラー従軍

 政治・経済・芸術がイギリスからアメリカへ
 お互いを知らなかった同人が、同じヒゲになったのは偶然か?
—–

  今回は中野校。中野に来ることは殆どないので、中野ブロードウェイを散策したいんだけど、昨日はめっちゃ混んでたなぁ~
(URL)
  中野ブロードウェイ公式サイト 

チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦
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