夏休み初日にUpしたBLOG!
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みうみうの”ちょっとした”話: 夏休み初日は、文学的に!?
『どうして、このチャップリンか? というと、今月末から受講する、とある講座の題材だからです』の講座が、昨日から始まりました。
(講座)
チャップリンとヒトラー、そして現代 | 大野 裕之 | 早稲田大学エクステンションセンター
「チャップリン」「ヒトラー」という人物そのものには、あまり興味がないのですが、講座の目標にあった「イメージとメディアの戦争が激化する現代を生き抜くヒントを学ぶ」に興味があったので、参加することにしてみました。昨日は、全4回の1回目でしたが、人物そのものに興味がなくても、十分楽しめる講義構成になっているようでした。
初回はプロローグ的な内容、『「チャップリン」「ヒトラー」の誕生から青年期までの歴史を対比しながら解説』といったところ。自分が響いたポイントは、こんな感じ。
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○安倍首相や橋本徹などがヒトラーのようだと批判されるのは何故か?
彼らは、ヒトラーと同様の(ヒトラーが発明した)メディア戦略をとっているだけ
→敵をひとつに定めて、メディアを使って聴衆を煽る
→1929年 トーキー映画の始まり / メディア:動く絵 + 声
独裁者かどうかは別問題
○チャップリンは、何十回も撮り直す(Takeを重ねる)のはアイデアを捨てる作業
アウトテイク(NGなど)の未公開映像でそれがわかる
→ミュージックホールでの経験で、その技術が磨かれた
→国により笑いの感覚が異なることを肌感覚で理解(人種差別的なシーンはCUT)
○20世紀的なことが始まったのは1914年
1914年2月:チャップリン アメリカ映画デビュー
1914年8月:第一次世界大戦開戦 ヒトラー従軍
政治・経済・芸術がイギリスからアメリカへ
お互いを知らなかった同人が、同じヒゲになったのは偶然か?
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今回は中野校。中野に来ることは殆どないので、中野ブロードウェイを散策したいんだけど、昨日はめっちゃ混んでたなぁ~
(URL)
中野ブロードウェイ公式サイト
チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦 | |
大野 裕之
岩波書店 2015-06-26 |
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