早稲田EX 公開講座「ポップ先生の80’s音楽戦国史」(3回目)[2017.5.17]

20170520  GWを挟んだので、3週間振りの講座でした。

  3回目のテーマは『1985年の「関ヶ原」- バンドエイド,USA・フォー・アフリカからサン・シティまで – 』、前半のメインです! 「U.S.A. For Africa – We Are the World 」は、当時よく観ましたね。当時は、わからないミュージシャンも多く、ブルース・スプリングスティーンの歌い方に、ただただ笑っていましたが・・・

  今回も、素晴らしい講義ノートが配布されたので、自分が響いたポイントのみUpしておこう!

※追記
  行く途中、「グルメ芸人祭」というイベント(画像)を発見。帰りに食べようかと思いましたが、屋外は寒くて断念してしまいました・・・
(URL)
  【グルメ芸人祭】お笑い界屈指のグルメ芸人大絶賛の36店が中野に大集結! | イベント情報 | 遊ぶ・体験する・泊まる | 中野区都市観光サイト まるっと中野
 
<ポイント>
  – 本日の講座は、教科書「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」の話を展開
    → 本書は、80’sポップスの持論を、世の中に発信した総括
  – ポップス(和製英語)の定義
    →英語では「Pop」or「Pop music」
    →20世紀初頭のアメリカは、庶民の音楽が出やすい環境
      (広大な土地 / 言語が伝わらない / 時代の得意性)
    →シンプルな娯楽が必要だった
    →今の音楽は「アメリカン・ポップス」と言えるものが少ない
 – 映画からのポップスへの発展
    →最初の映像は音がなかった(無音の映像は怖かった)
    →映像に音(音楽)をつけた / 映画の始まり
    →映画音楽の譜面管理が始まる / ポップ・ミュージックの始まり
 – エルビス・プレスリー
    →ボーカリストとしての能力が高い(リミックスに耐えられる)
    →1955年、ロックンロール誕生
    →エルビスの兵役によって、ロックンロール熱冷める
 – 第1次ブリティッシュ・インベイジョン(ビートルズ / ストーンズ)
    →イギリス人の革命 
    →仲間意識が高い(大物デュエットソングの誕生)
      (「We are the world」につながる)
    →一方のアメリカ、MOTOWNの崩壊(ライオネルが支える)
 – 第2次ブリティッシュ・インベイジョン
    →1983ー84年 抑圧からの開放
    →アメリカはイギリスの楽しさを取り入れる
 – バンドエイド「Do They Know It’s Christmas?」
    →「第2次ブリティッシュ・インベイジョン」の極み!
    →バンドエイドの特徴 (教科書 P.97)
      ・20代~30代中心(意識高い系)
      ・参加メンバーがメロディを作っていった(メロディの出来が良くなかった)
        (特に、ボーイ・ジョージの仕事が良かった)
    →黒人アーティスト打撃を受ける(先に動かれてしまった)
 – USA・フォー・アフリカ「We Are the World」
    →バンドエイドに触発されて結成される(イギリスの真似)
    →MOTOWNの同窓会の中に白人アーティストやカントリー組が参加
      (若い集まりではない / 2番目に若いのがマイケル)
    →良い曲かどうかともかく、これが起こったことが奇跡
      (2年前<1983年>ではあり得ない)
    →20世紀初頭の映画からの積み重ねがスパークした
    →これを超える衝撃はなかなか出てこない
      (本人談:宮沢りえの「サンタフェ」に近い衝撃)
    →超えられない状態が、逆に反動を生む
 – サン・シティ「Sun City」
    →チャリティ・イベントが減っていく
      (売上のお金が本当に届いているのか?)
    →目的に根ざした(起こっていることをやめさせる)活動へ
    →アパルトヘイトをなくす活動
 – まとめ
    →どっちに参加したのがCoolだったのか?
    →1986年「サン・シティ」が決定打となってヒップホップ時代へ・・・

(今回の講義で流れたビデオクリップ)
Do They Know It’s Christmas?

We Are the World

Sun City

[過去の授業]
(1回目)
  みうみうの”ちょっとした”話: 早稲田EX 公開講座「ポップ先生の80’s音楽戦国史」(1回目)[2017.4.12]
(2回目)
  みうみうの”ちょっとした”話: 早稲田EX 公開講座「ポップ先生の80’s音楽戦国史」(1回目)[2017.4.26]

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