4回目のテーマは『1986年のジャネット・ジャクソンと「クオンタイズ革命」』。今回は、「ウィ・アー・ザ・ワールド」に呼ばれなかった
– ホイットニー・ヒューストン
– マドンナ
– ジャネット・ジャクソン
の特集です。後半は、音楽の話というより「なぜ、女はしょうもない男のところにいくのか」みたいな話でしたがw 今回も、素晴らしい講義ノートが配布されたので、自分が響いたポイントのみUpしておこう!
ちなみに、「クオンタイズ」とは、1985年~1986年に始まった演奏データのタイミングのズレを補正する効果のこと。これにより、今までのカーペンターズやビートルズの音楽とは違い、リズム全体がビシッとなり、主流がヒップホップに移ることになった。また、トラック録音の進化(その場にいるように聴こえる)も、影響を与えたとのこと。音楽の発展も、こういう技術進歩が支えているんだなぁ~
(参考:クオンタイズの考え方)
MIDIノートのタイムクオンタイズ ー GarageBand使い方講座
(参考:マルチトラック)
MTRの歴史・8トラック録音について
<ポイント>
– 「ウィ・アー・ザ・ワールド」に呼ばれなかった3人の女性アーティストを語ることなくして80'sポップスの語れない
→彼女たちの活躍が、その後の女性アーティストのあり方を変えていった
– 「ウィ・アー・ザ・ワールド」の総括
→「イエスタデイのような曲
→音楽の形式は白人的だけど、作り方はジャズセッション(声という楽器を使った感覚)
– 「クリック音(カチカチ音)」から「ドラムマシン」へ
→「ウィ・アー・ザ・ワールド」から「サン・シティ」へ
– 「ホイットニー」が呼ばれなかった理由
→大物だけど、デビュー前だった
→一年後だったら・・・
– 「ホイットニー」、「ボビー・ブラウン」により才能開花
→「ボビー」はクオンタイズしている音楽
– 「マドンナ」が呼ばれなかった理由
→旬過ぎた
→スーパースター(歌手)と思われていなかった
→曲を届けることができなかった (1週間前に来日/夜ヒット出演)
– 「マドンナ」と「シンディ・ローパー」との違い
→「マドンナ」は、叩かれる対象になることでファンを引きつける
→「マドンナ」は、露出しないことで神秘性をもたせる
→「シンディ」は、やんちゃだけどいい人
→「シンディ」は、「ウィ・アー・ザ・ワールド」でホームランを打ってしまった
– 今の日本の女性ポップス(安室奈美恵/スピード/宇多田ヒカル)を支えているのは「ジャネット」
→マドンナに比べると、あまり注目されていない
→ヒップホップ的な音楽がポップ・ミュージックの基本となったきっかけが、彼女の曲「コントロール」
– 1986年、第2次ブリティッシュ・インベイジョンの終焉
→ワム、カルチャー・クラブ・ポリス解散(解散して、ソロで残るという選択)
→マイケル、キャプテンEOの撮影中(彼の音楽シーンでのミス)
(今回の講義で流れたビデオクリップ)
ホイットニーを狂わせたボビー・ブラウン、懐かしい・・・
(夜ヒットにマドンナ出演)
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