先週水曜日(7/26)、品川区主催の特別講演会『金田一秀穂講演「ことばの力」』に参加しました。ちなみに昨年は、増田明美でした。
(昨年)
みうみうの”ちょっとした”話: 増田明美講演「自分という人生の長距離ランナー」に参加する!
なかなか興味深いお話でした。印象に残ったのは、こんな話!
○高校で習った国語の内容は覚えている?
・昔と変わっていない(e.g.原稿用紙の書き方)
・高校の授業は、書くことしかやらない
(話し方/聞き方の授業はやらない)
○「書き言葉」教育
・自分は読書好きだったが、読書感想文が書けるような本を読んでなかった
→時刻表・地図帳など
・読書感想文の本
→つまらない/嘘っぱち(星の王子様)
→最初から最後まで読まないといけない
⇒「調べるための本」の面白さが注目されない・・・
○言語能力
・どうすれば言語能力が身につくか?
→言葉に変える能力はない
言葉は「仮のもの」「にせ者」
→「ごめんなさい」だけで通じるか?
言葉だけでは言い表せない
・どう言葉を使うかで変わる
例)味覚と言葉は関係する
「お刺身」は好き?
「死んだ魚の生の肉」は好き?
→「刺身」という言葉があるから食べることができる
・言葉が考え方を決定している
(「自分の気持ちを裏切らない言葉」は何か?)
→上手にできる人が「言葉の力」がある人
→数学、理科、音楽、すべてば「言葉の力」に通じる
→「言葉の力」をつける必要がある
コミュニケーション能力は「言葉の力」の一部でしかない
○最近気になること
政治家のの言葉使い
→言葉に対して軽い
→スピーチが同じ内容(話すことが政治/ありえない)
⇒日本語を大切にしないと政治にならない
孔子
政治は言葉を正すことである
→言葉が正しくなければ誰もついてこない
「覚えていない」は「なかったこと」ではない
金田一氏は、Eテレの番組を「滝沢カレン」とやっているとのこと。彼曰く、彼女は賢いらしい。たぶん、彼なりの判断基準があるんだろうなぁ~
(URL)
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